住宅ローンと離婚トラブルに関する豆知識

離婚は長期計画で進める

離婚は夫婦が合意して離婚届を出すだけでできますから、一見簡単な手続きのように思います。
しかし、協議離婚の場合でも、話し合いがまとまるまでに長い時間がかかることがあります。住宅ローンの残っているマイホームがあれば、さらに問題が複雑化しがちですから、離婚は長期計画で考えておいた方が良いでしょう。

離婚するときには様々な準備が必要

離婚の際には、考えておくべきことややらなければならない手続きが、想像以上にたくさんあります。女性の場合には、自立できる仕事を見つけて離婚後の生活の目途を立てるところから考えなければならないこともあります。お子さんがいらっしゃる方なら、ご夫婦で話し合って養育費の額を決め、滞りなく養育費の支払いが行われるよう公正証書を作っておくべきでしょう。生命保険や自動車等の名義変更が必要になることもありますし、年金分割や将来の退職金の財産分与についても話し合わなければならない場合があります。

マイホームがある場合には注意

マイホームを持っている場合には、離婚手続きはさらに難航することがあります。特に、住宅ローンが残っていれば、住み続けるにしても名義変更や連帯保証人の解除が簡単にできなかったり、売却するにしてもスムーズに売却できなかったり、一筋縄ではいかない問題がたくさん出てきます。「早く離婚したいけれど、不動産の問題が片付かないので離婚できない…」という方も珍しくありません。

離婚が頭をよぎったら動くことから始めてみる

離婚を考えたときには、具体的に話が進んでから動き始めるのではなく、早め早めで準備しておくのがおすすめです。まだ離婚するかどうか気持ちが固まっていない間にいろいろと準備するのは気が引けるという方もいらっしゃるかもしれませんが、逆に、まずいろいろと動いてみることで自分がどうしたいかという気持ちがはっきりしてくるものなのです。準備したことが無駄になることはありません。迷っている時間があれば、動くことを考えましょう。

不動産についても早めに情報収集を

離婚時に問題になりがちな不動産の処理に関しても、必要な情報を集めて実際にシミュレーションしてみるところから始めましょう。住宅ローンの借り換えを検討してみたり、いくらくらいで売れるのかを査定してもらったり、早い段階からできる準備はいろいろとあります。準備をしておけば、離婚となった場合にも、後々の手続きがスムーズに進みます。最適なタイミングで離婚することができますから、安心して人生の再スタートを切ることができます。

マイホームの住宅ローンが残っている場合には、債権者である金融機関に相談しても、金融機関側に有利に話が進められてしまうことがあります。
当センターでは、離婚時の住宅ローンの問題について、ご相談者様の立場に立って最適な方法をご提案させていただきます。不安なことは何でもお気軽にご相談ください。